▼『風塵の賦』基本システム紹介2
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  ■強制滅亡&強制死亡システム


■藩王家強制滅亡システム■
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  ↑にある通り、藩王家が強制的に滅亡する基本システムです。
  基本のスイッチは二つ、「居城落城」と「お家断絶」です。

【パターン1】 居城落城
→このシナリオでは、各藩王家に居城(本拠地)が定められており。その居城が落城(陥落)すると、どれだけの繁栄値を誇っていようと、居城を失った藩王家は強制的に滅亡します。
  そして、滅亡した旧藩王家領には妖魔勢が登場し、魔域と化します。
(ただし、一度滅亡した後に復活・再興した藩王家には、このシステムは適用されません)。

【パターン2】 お家断絶
→もう一つの強制滅亡パターンは、お家の断絶。つまり、当主の地位に就ける各藩王家の血筋の人間が居なくなると、お家断絶ということで該当する藩王家は滅亡します(たとえ、未登場武将に藩王家の血筋の人間が居ても、登場していなければ不在と見做されます)。その後は、居城落城パターンと同じく、旧藩王家領は魔域化します。

  ……と、強制滅亡の基本パターンとしては、この二つがあります。
  まあ、居城落城パターンの方は、使い方によっては一発逆転に利用できるかな……という感じになってます。ただ、タイミングや状況を見極めないと、その直後に逆に大ピンチに見舞われることになりますが……。


  あと、他にももう少し別のパターンもありますので、以下はそれについて。

【パターン3】 蘇我家限定パターン
→イレギュラーパターン1は、蘇我家がプレーヤー担当の藩王家の場合です。
  プレーヤーが蘇我家を担当している時、蘇我家には最低到達(維持)条件が設定されています。例えば、拠点数なら、スタート時の拠点数よりも一つでも数を減らすと、滅亡システムが作動します。繁栄値についても、初期レベルの最低基準が設けられていて、ある時期以後はその基準に達していないと、これまた強制滅亡します。
  その他、プレーヤー担当でない場合も含めて、蘇我家にはいくつか強制滅亡の条件が設定されています。そのキーは、「黒炎の統紫を失望させること」です。蘇我家に所属する黒炎の統紫というユニットが失望するであろうことをすると、蘇我家は滅亡します。ですので、プレーヤー担当であろうとなかろうと、蘇我家の扱いは慎重に……。

【パターン4】 触らぬ神に崇りなし?パターン
→イレギュラーパターン2は、触らぬ神に崇りなし?パターンです。これはネタバレになりますので、ここには書きませんが。あることをやってしまうと、その過ちを犯した藩王家は問答無用で滅亡します。この滅亡パターンが発動した場合、滅亡後の旧藩王家領の扱いが魔域化ではなく、「領主不在地域」化します……というのが特徴です。


■武将強制死亡システム■
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  このシナリオ基本構図は「妖魔VS人」ということで、藩王家の武将ユニットが魔域の捕虜になると、死亡(処刑)イベントが発生します(稀に通常滅亡後に武将が魔域の所属ユニットになることもありますが、これも同様に死亡システムの対象になります)。
  ただ、このシステムの対象になる「人」は、藩王家の武将(白珠国の人)で、同じ「人」でも青蘭のユニットは対象外になっています。



  ■時間制限システム


■時間制限システム■
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  次は、時間制限システムについてです。
  クリア条件の項目にも書きました通り、このシナリオには「時間制限」が設けられています。
  ……といっても、「何年何月まで」という定期性のものではなく。白珠国の争いには不参加の北の大国「南越国」、この国の繁栄値が200万Ptに到達すると、(クリア条件を満たしていなくても)このゲームは強制的に何かしらのエンディングを迎えます。……という形で、このシナリオには時間制限を掛けています。ですので、クリア条件達成によるエンディングを迎えたい場合は、ある程度のスピードも必要になってくるというわけです。
  なお、南越国が200万Ptに到達するタイミングですが、だいたい2年間くらいの幅があるようです。



  ■システムエラー系システム


■システムエラー系イベント■
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  システムエラー系イベント。これも基本システムとして、このシナリオ組み込まれているイベントです。ただ、このイベントは、普通にプレーをしていれば、ほぼ発生しないようになっています。
  簡単に説明しておきますと、システムエラー系のイベントは予防・修正手段です。シナリオの流れ・展開上、相応しくない(もしくは、都合が良くない)状況の発生を、「システムエラー」という名目で予防・修正するためのものです。ニュアンスとしては「万が一」といった感じで組み込んであるものなので、プレーヤー担当の藩王家からの何かしらの働きかけがない限り、通常は発生しないです。
  つまり……システムエラー系のイベントが発生した場合、その多くはプレーヤーが「やっちゃいけないことをやろうとしている」ということを示していたりします。他のシナリオではプレーテクニックだったり攻略法だったりするものが、このシナリオでは「禁じ手」だったりもしますので(禁じ手を使った場合、ペナルティーが科される場合もあるのでご注意ください)。
  因みに。システムエラー系イベントの中には、注意や警告メッセージが表示されるタイプのものもありますが、それを無視し続けると「ゲームオーバー」となりますので。



  ■宝物庫(アイテムGET!)システム


■宝物庫イベント■
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  宝物庫イベントはメインのシステムではなく、「オマケ系&お遊び系イベント」に該当するものではあるのですが……基本システムとして組み込まれているイベントでもあるので、一応説明を。
  この宝物庫イベントが発生するのは、「藩王家の旧居城を自領とした時」です。藩王家の居城を手に入れると、宝物庫から何かしらのアイテムが発見され、アイテムGETができます。ただ、このイベントでGETできるアイテムは、合計6つまでとなっております。なので、まずは、アイテムGETをするかどうかのYES/NO判定が表示されます。それにYESと答えれば、アイテムが入手できるという形式です(なお、合計6つというのは、オープニングの「スキル&アイテム選択」でGETしたスキル&アイテムも含めての数ですので)。